
先日、天才と言われるイチロー選手が現役引退をされましたね。
引退会見では、試合中とは違って、とても和やかな顔で、イチロー節がたくさんありました。
イチロー選手といえば、背番号51がトレードマークになっていますよね。
2012年にトレード移籍したヤンキースでは「背番号31」で過ごしましたが、2015年のマーリンズ入りで再び背番号は「51」になっています。
イチロー選手は、背番号「51」について、「僕がプロになって初めてもらった番号でした。その番号をそのままつけただけなんです。」と米スポーツ専門局「ESPN」公式サイトで明かしているそうです。
選手にとっては愛着、思い入れのある背番号ですが、背番号をつけるようになったきっかけがあったことをご存知でしょうか?
野球選手が背番号をつけるようになった理由
ユニフォームに初めて背番号をつけたのは、メジャーリーグの名門ニューヨークヤンキースだそうです。
きっかけは、ヤンキースの本拠地であるヤンキーススタジアムの広さが関係しているのだとか。
1923年に完成したヤンキーススタジアムはあまりに大きすぎて試合が始まるとバッターボックスに誰が立っているのか外野席からは見えなかったそうです。
そこで、遠くからでもどの選手かわかるように、背番号をつけることが考案されたとのこと。
ちなみに、当初の背番号は打順に従ってつけられていたそうで、有名なベーブルースの背番号は「3」ですがこれは一塁手という意味ではなく、3番打者という意味でつけられたそうです。
今では永久欠番となっているベーブルースの背番号「3」ですが、打順を示した番号だったんですね。