
新年度に入って、そろそろ習い事をはじめてみようかとお考えの保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実際に、お子さんが何に向いているのかわからないので、好きなものに出会えるように、運動系の習い事や、芸術系の習い事、英語教室などまずはいろいろと体験させたいという保護者の方もいらっしゃることと思います。
そこで今回は、習い事を始めるときに気をつけた方がいいことについてお送りしたいと思います!
習い事を始めるときに気をつけたいこと
いろいろな習い事を体験させて、向き不向きをみる、気にいるものを探してあげるのがお子さんのためと考えるのも親心ですよね。
ここでは、どんな種類の習い事があるかという側面からではなく、習い事を始めることで、得ることと失うことという両面について考えてみたいと思います。
習い事で得ること!?
これについては、わかりやすいですね。
習い事で身につく技能は目に見えますので、保護者の方としてもとっても楽しみなことですよね。
しかも、早く始めることで、できることを自覚し、自信につなげてあげることができると思います。
習い事で失うこと!?
あまりこういった側面から考えることはないかもしれませんが、自発的に遊び込む中で育つ「心」についてふれたいと思います。
それは、習い事で忙しくなると、どうしても心のゆとりが失われてしまうということです。
「忙」(いそがしい)という漢字は、「心」(こころ)が「亡」(なくなる)と書きます。
さらに、新たな環境で新たなお友達と出会い、新たなことを始めるのはとっても楽しいことですが、習い事をいくつも並行することで、とっても楽しい反面、心のゆとりも少なからず失われてしまいます。
もちろん、習い事を始めることで、いろいろな技能を身につけることはとってもよいことです。
しかし、いくつも掛け持ちすることで、目には見えない心のゆとりも失われてしまいます。
いくつかの習い事を始めようとされている場合は、こうしたこともお考えいただく必要もあるかと思います。
特に、幼児期は人としての心の土台をしっかりと育む時期でもあります。
そのためには、心のゆとりをしっかりと保つということを心がけてあげて、得るものと失うもののバランスを保ってあげるということも必要かもしれません。
いかがでしたか?
習い事を始めるときに気をつけたいことをお伝えしました。
これから習い事を始めようとお考えの保護者の方に少しでも参考になれば幸いです。