
最近は案山子を見かけることって少なくなりましたよね。
田や畑などの中に、鳥などの害獣を追い払うために立てられる案山子ですが、実はカラス対策にはあまり効果がないようです。
カラス対策には案山子は役に立たない!?
案山子を立てて、初めは近寄ってこなかったカラスもしばらくすると案山子の上で羽を休めるようになるんだとか。
カラスが案山子の正体を見破ったわけではなく、案山子から人間の匂いが消えたためと考えられているそうです。
たいていの案山子は、人が着ていた古着を着せられていますよね。
当然のことながら、その古着には人の匂いがついているので、カラスは近づかないわけですが、しだいに雨や風にさらされることで、人の匂いが消えてしまうということです。
そうすると、カラスにとって案山子は単なる止まり木と化してしまうわけですね。
比率だけでいうと人間よりも大きな脳を持つと言われるカラスだけあって、頭いいですよね。
案山子にも古着を着せ替える必要もあるかもしれませんね!