
みなさん、おでんはお好きですか?
大根、こんにゃく、ちくわ、じゃかいも、スジ肉などなど、からしをちょっとつけて熱々のホックホクでどれも美味しいですよね。
おでんとからし、今では定番となっていますが、からしをつけるようになったきっかけがあったことをご存知ですか?
おでんにからしをつけるようになったのは?
明治時代の初めに東京の深川で食中毒が頻発したことがあったそうです。
当時「燗酒・おでん」と書かれた屋台はとっても下町の風物詩となっていたそうですが、そんな屋台から食中毒者が続出したそうです。
当然、この食中毒騒動により「おでん」が庶民から敬遠されるようになってしまい、おでんの屋台は次々と姿を消していったのだとか。
そんな逆境にあって、客を呼び戻すための切り札となったのが「からし」だったそうです。
からしは香辛料の中でも、強力な殺菌力をもっているので、これをおでんの皿に添えて、一緒に食べるというアイデアでおでんは見事に復活!人気を取り戻したそうです。
おでんにからしは当たり前!という方からすると、美味しいからという理由ではなく、こういったきっかけがあって「からし」が添えられるようになったなんて驚きですよね。