
「重要無形文化財保持者」って!?
みなさんは、テレビなどで「●●さんが人間国宝に選ばれました。」などと耳にされたことはありますでしょうか?
実は「人間国宝」という呼び方は、マスコミ用語だそうで、
正式には「重要無形文化財保持者」というそうです。
では、「人間国宝」はどのように選ばれているのでしょうか?
「人間国宝」の選考方法は、まず文化庁が国立の博物館や美術館、さまざまな研究所の意見を聞いて、候補者リストを作って、文部科学大臣が文化財保護審議会に諮問するそうです。
ちなみに、この審議会のメンバーは学術研究者やマスコミ関係者らで構成されているそうです。
この審議会で誰を人間国宝に選ぶかを決定しているんですね。
現在、人間国宝がいるのは、能楽や文楽、歌舞伎、落語、講談、尺八、地唄、長唄、京舞、陶芸、染職、友禅、漆芸、茶の湯釜など。
しかも、人間国宝には定員があって、その定員は116名だそうです。
つまり、「欠員」が出ない限り、どれだけ力がある人でも人間国宝にはなれないらしいです。
人間国宝になるためには長生きすることも必要ってことですよね。
いかがでしたか!?
どうやって選ばれているのかも気になりましたが、ナント定員があるなんて驚きですよね!!