
新年度に向けて習い事を検討されている方々もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、習い事の中の1つでもあるピアノレッスンについてちょっとした情報をお伝えします!
ピアノレッスンといえば「バイエル」
日本では、古くからドイツの作曲家であるフェルディナンド・バイエルが作曲編纂した教則本をレッスンに使用されています。
しかし実は、日本以外にバイエルを教則本として使っている国はないそうです。
しかも、外国のピアノの先生の中には、バイエルという教則本があるということをご存知の方すらあまりいないのが現状だそうです。
なぜ日本ではここまで普及したの?
日本では、教員採用試験や幼稚園教諭試験のピアノ実技試験で、バイエルが使われてきたことが影響しているようです。
そのため、ピアノ教師自身がバイエルで練習した経験があり、生徒にも馴染みの深いバイエルで教えるというシステムが広がったと言われています。
ただ、最近は日本でもバイエルを使わない教室も増えてきているそうです。
その理由の一つとして、バイエルの曲は、音楽的にも技術的にも指の訓練としても配慮に欠ける点が多いと言われていることがあげられるそうです。
習い事の一つとして、ピアノをご検討されている際にちょっとした参考にして頂ければ幸いです!